R ETHICAL Journal 店舗を持たないという選択について

R ETHICAL Journal 店舗を持たないという選択について

 

R ETHICAL は現在、実店舗を持たずにジュエリーづくりを行っています。
中目黒のアトリエをクローズした2020年以降、ブライダルのお打ち合わせは、都内のホテルラウンジやオンラインで行い、制作は提携工房と職人の手によって丁寧に進めています。

それは「店舗を構えない」というより、
店舗を持たないほうが、お客様に誠実でいられると考えているからです。

店舗運営には、家賃・内装・人件費・装飾・広告など、多くの固定費がかかります。
そのコストは最終的に、商品価格に上乗せされます。

私たちは、その部分を極力削ぎ落とすことで、素材・技術・職人への対価に、まっすぐ還元したい と考えています。

ジュエリーは本来、長い時間とともに寄り添う存在です。価格は、背景に宿っていきます。

  • トレーサブルなカナダ産ダイヤモンド

  • フェアマインド認証ゴールド

  • 甲府の職人による手仕事

  • 完成後も続く リングのケア・サイズ調整・保証

これらを確かな形で提供するためには、価格の理由が透明であることがとても大切です。

そのために、私たちは 広告を最小限にし、固定費を抑え、直接お客様とつながる形を選んでいます。

お打ち合わせでは、一緒に指輪の厚みや幅を比べ、素材を触れ、ダイヤモンドに宿る光の違いを丁寧にお伝えしています。

画面越しであっても、対面であっても、大切にしているのは、一つ一つを大切に仕立て上げていく、ということです。ジュエリーは、ただ身につけるものではなく、生き方そのものに寄り添うもの。

だからこそ、必要以上の装飾ではなく、本質にまっすぐ向き合える仕組みを選びました。

これからも、
良いものを、良い形で、誠実に。

その姿勢のまま、お届けしてまいりたいと思っています。

R ETHICAL 

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