R ETHICAL Journal 一粒の輝きが、世界を少しやさしく変えていく

R ETHICAL Journal 一粒の輝きが、世界を少しやさしく変えていく

 

地球からの深い手紙のように、
何億年という時を経て結晶するダイヤモンド。
純粋な炭素の結晶は、
どんな薬品や熱にも侵されることなく、ただ静かに、ただ強く、存在しています。

西洋でも、東洋でも、歴史を越えて愛されてきた宝石。
結婚や記念の節目に寄り添い、新しい旅立ちの象徴となってきました。

 

けれど、その美しさの影に、
悲しみや暴力が潜んでいた時代があったことも、私たちは忘れてはいけません。

かつて、ダイヤモンドは紛争の資金源となり、
児童労働や人権侵害のもとで採掘されることがありました。
「ブラッド・ダイヤモンド」と呼ばれるその存在は、輝きの裏に深い痛みを抱えていました。

2003年、国際的な取り組み「キンバリー・プロセス」が始まり、
紛争に関わらない証明が求められるようになりました。それ以来、世界の市場は徐々に透明性を増し、紛争フリーダイヤモンドが広がってきています。

 

しかし「紛争に関わらない」だけでは足りません。
私たちが選びたいのは、
児童労働や強制労働からも、環境破壊や不正からも自由な、真にやさしいダイヤモンド。

それを「エシカル・ダイヤモンド」と呼びます。

カナダの鉱山では、
自然と人々を守りながら採掘が行われています。
水の再利用や環境調査、先住民の雇用、透明なサプライチェーン。

こうして世界には、確かに「新しい光」が芽生えています。

 

ダイヤモンドは永遠の輝きを持ちますが、
その価値を決めるのは、どんな背景をまとっているかということ。

消費者が「どこから来たか」に想いを寄せ、
エシカルなものを選ぶこと。
その積み重ねが市場を変え、より多くの企業を、より持続可能な方向へと導きます。

つまり私たちの一つの選択が、人と地球にやさしい未来をつくるのです。

R ETHICALは創業以来、
人と環境にやさしい素材だけを選び、婚約指輪、結婚指輪、ジュエリーを届けてきました。

ダイヤモンドの美しさを、その背景とともに誇れるように。
そして歳を重ねてもなお、愛していける宝物として輝き続けるように。

私たちのフィロソフィーの出発点は、地球への敬意です。

サステイナビリティは、なににも変えがたい大切な価値だと信じています。

ジュエリーは、あなたの命を輝かせるもうひとつの光。
だからこそ、その光が優しいものであってほしい。

未来へつなぐ、エシカルな選択を。

R ETHICAL

 

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