R ETHICAL Journal 婚約指輪の選び方|後悔しないために大切なことと、はじまりの意味

R ETHICAL Journal 婚約指輪の選び方|後悔しないために大切なことと、はじまりの意味

婚約指輪は、人生の節目にそっと寄り添う、小さな決意のかたちです。
ふたりが共に歩いていく未来を見つめながら、その始まりに選ぶもの。

はじまりは、遠い昔にまで遡ります。
愛は心に宿ると信じられていた時代、左手の薬指は心臓へとつながる特別な場所と考えられていました。
その想いをそっと結ぶために、指輪が贈られたといわれています。

今もなお、その意味は変わりません。
「誰かと生きていく」という決意に寄り添うものとして、婚約指輪は選ばれていきます。

価格や形式よりも、大切なのは、心がすっと馴染むかどうか。
ショーケースの前で迷う時間も、デザイナーと話す時間も、すべてが記憶になります。
その過程こそが、ふたりだけの物語になるのだと思います。

ダイヤモンドに限らず、サファイア、ルビー、エメラルド……
透明、深い青、温度をもつ赤。
石にはそれぞれ、静かな声があります。
胸の奥がわずかに動いたとき、それはきっとひとつの出会いです。

R ETHICALでは、コンフリクトフリーダイヤモンド、フェアマインド認証ゴールド、リサイクルプラチナを用いて、
一点ずつ手仕事でお仕立てしています。

石の美しさだけでなく、その背景までも澄んでいること。
受け継ぐ未来に、誇りをもって手渡せること。
それが、私たちが大切にしている婚約指輪のあり方です。

どうか、おふたりの手が、
選ぶ瞬間からあたたかくありますように。

R ETHICAL

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