DRESS WITH HOPE
希望を纏う
R ETHICALは2012年に創業してから10年を迎えました。
人や環境に、公正でフェアな素材から
ハッとする佇まいの美しさを求め
時代を超えて輝いてく女性の、
知性を紡ぐお手伝いをしてきました。
遥か未来を想い選んでくださること
繊細に変容を遂げていく日々の中で
潤みを求めてくださること
こうして豊かなエネルギーを循環させてきたことに、
心から感謝しています。
肌の上にぴたりと寄り添う装身具は時を経て、
皺を重ねていく手元にも
美しく凛と馴染んでいくもの。
素材の調達から、
職人技巧による懐深い手仕事まで
丁寧に創られた世界には、
ポジティブで心地よい循環が育まれてきました。
生命の輝くような私たちの求める装身具は、
希望そのものです。
「Dress with Hope」の想いと共に活動しています。
私たち自身も、年齢と経験を重ね、
様々に価値観や好きなこと、
情熱を注ぐものが変わっていきます。
ただ、その中でも変わらないことがあって、鉱物と鉱石のグラデーションを味わったり
そのひんやりとした冷たさに触れたりする喜びは何歳でも、変わらずに深みを増していく。
銘品を慈しむことも、想いをのせていくことも含め、
ジェエリーは自由で楽しいもの。
その時に一番しっくり来るものを
一番好きな形で身に纏う。
装身具としての歴史に忠実な造形美を
リメイクで求めることも
現代のエッセンスに、違う素材をあてがうのもいい。
そんな自由な、ジュエリーを、
いま私たちは一番求めています。
R ETHICALは、国際NGO「公正な採掘のための連盟」(Alliance for Responsible Mining)が提携する
小規模鉱山で採掘された「フェアマインドゴールド」を日本で初めて導入したジュエリーブランドです。
金の採掘を巡っては、危険を伴う労働環境の中で、児童労働や強制労働、
化学物質の危険な取り扱いによる健康被害、水銀の排出による環境被害など、
各国で問題視されています。
世界銀行は、ゴールドの採掘において
世界全体で4,100万人以上の人々が
手掘り採掘に従事していると想定しています。
80国以上で、直接・間接問わず、
そのうち少なくとも30%が女性だと推定。
副次的な活動まで含めると、
手掘り小規模採掘関連で働く人々の大多数は、
非公式な経済の中で働いており、
彼らは世界で最も貧しい人々の一部です。
国際NGOと共創し、エシカルな素材を扱うことは
その複合的な問題への小さな一歩となります。
遠く遥か彼方の世界のようで現代に生きる私たちの生活を密接に関係している世界。
奪い合うものではなく、共にわけあうもの。
ゴールドについて知ってみてください。
世界が抱える問題を目の前に矛盾を抱えながら生きざるを得ない私たちが未来とどのように向き合っていくか。
次の世代への思いを馳せ、想像を巡らせ根源的な問いかけをやめないことだと考えています。
動植物の多様性が豊かさを生み、育み、
そして命の循環が続いていく。
そのことを前提に
私たち自身の生き方をいつも見つめ直すこと。
世界がよりよく循環するように願い、
地球規模で考える視野を持ち続けると同時に
今私たちがいる場所ですべきことを考え、
行動し続けること。
それがR ETHICALが考えるサステナビリティです。
その事実に想いを馳せ、自然への敬意のもと、地球や動植物への負荷を減らすとともに私たち自身の心や体にも心地よい在り方を探していこう。
真の美しさや豊かさも、
そこから生まれると考えています。
R ETHICALがお作りするのは、永い時を経て大地が育んだ鉱物を用いたジュエリー。それを身に纏う私たちもまた、自然環境と共に生命を営んできた存在です。
今すぐに、全てを完璧に行うことは難しい。
目を背けたくなるようなその矛盾を受け入れた上で、地球規模で考える視野を持ち続けると同時に、今私たちがすべきことを考え、一歩ずつ行動し続けます。
R ETHICALのジュエリーが、身につけてくださる方にとっての、そしてより良い未来への「希望のかけら」になるようにと、願いを込めてエシカルなものづくりへの挑戦を、続けていきます。
どうぞ一緒に、素敵な未来を創造して参りましょう。
お気軽にお問い合わせください。