結婚指輪は、これからの人生に静かに寄り添い続けるもの。
ときに喜びの瞬間を照らし、
ときに迷いの中でそっと呼吸を整えてくれる、小さな灯りのような存在です。
だからこそ、デザインだけでなく、素材を選ぶ時間もまた大切なひととき。
指先にどの色が馴染むのか。
どんな質感が、あなたの心の速度と合うのか。
ゆっくりと確かめるように、選んでいただきたいと思います。
ゴールドについて
ゴールドは、肌に自然な温度で溶け込むやわらかい色。
18金は強度を持ちつつ、豊かな光を含む素材で、結婚指輪として多く選ばれています。
艶を残せば、光が滑らかに流れるような、明るい印象に。
マットに仕上げると、静かでとろみのある温度が指先に宿ります。
K18 は、純度24分の18がゴールド。
残りに銅やシルバーを加えることで、強さと個性を持つ色に育っていきます。
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銅が多いと、やさしい桜色のローズゴールド
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シルバーが多いと、凛とした白さのホワイトゴールド
同じ「ゴールド」でも、その色には物語があります。
プラチナについて
プラチナは、端正で静かな光を持つ素材。
華やぎではなく、凛とした佇まいをそっと引き出します。
ダイヤモンドの透明感をそのまま受け止め、
清らかな白が指先に静かな余白を生み出します。
R ETHICALでは、強度と美しさのバランスに優れたPt900を採用。
長い年月を共にする指輪として、確かな安心感を宿します。
色で迷ったら
肌のトーンで選ぶこともできますが、
それはひとつの目安にすぎません。
大切なのは、
指に通したときに、心が静かに落ち着くかどうか。
華やぐ朝も、力を抜きたい夜も、
どんな日にもそっと寄り添うもの。
「装うため」ではなく、
「生きていくため」に選ぶ一本を。
どうか、ゆっくりと選んでください。
その指に、永く馴染むかたちがありますように。
R ETHICAL