R ETHICAL Journal なぜ私たちは、地球が育てたダイヤモンドを選ぶのか

R ETHICAL Journal  なぜ私たちは、地球が育てたダイヤモンドを選ぶのか

ダイヤモンドには、ふたつの種類があります。
ひとつは、地球が数億年という時間をかけて育んだ 天然のダイヤモンド。
そしてもうひとつは、ラボ(研究所)で人工的に生成された ラボグロウンダイヤモンド。

ラボグロウンは、天然に比べて価格が圧倒的に低く、見た目の輝きはとても近いものがあります。市場の構造を大きく揺らすほどの存在であり、ジュエリー業界全体に大きな変化をもたらしています。製造に携わる多くは中国・インド企業であり、その生産背景はまだ透明性が十分とはいえません。新しい技術であるがゆえ、その長期的な影響や持続可能性についても、まだ世界は検証の途中にあります。

一方で、私たち R ETHICAL が選び続けているのは、地球が育んだ天然のダイヤモンドです。それは単に「高価だから」でも、「伝統だから」でもありません。

ダイヤモンドは、地中140km〜190kmの深さ、地球内部の高温高圧が重なる環境で、
約33億年という気の遠くなるような時間をかけて形成されます。

その結晶の中には、地球の歴史、プレートやマグマの動き、地球という生命体そのものの記憶が宿っています。

私たちの扱うダイヤモンドは、カナダ・Ekati鉱山から採掘されたものに限定しています。
採掘からカット、研磨、流通に至るまで、トレーサビリティ(背景を特定できること) が担保され、環境保全・労働者保護・地域貢献が透明に行われている場所です。

それは、単に石を「持つ」ことではなく、生まれた背景に敬意を払う という行いでもあります。

ラボで作ることはできる。でも、地球の時間は再現することができません。

数億年前から今日まで続いてきた光が、次の世代へと受け継がれていく。その命の連続性こそが、天然のダイヤモンドに価値を感じる理由です。

本物であること。
その背景に、誰かの痛みや搾取がないこと。
光が、未来にとって誇れるものであること。

私たちは、その願いとともに天然のダイヤモンドをお届けしています。

R ETHICAL 

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