R ETHICAL Journal 違法から共存へ 小規模鉱山と持続可能性のあいだで考えること

R ETHICAL Journal 違法から共存へ  小規模鉱山と持続可能性のあいだで考えること

2026年2月、環境省主催の小規模鉱山に関する情報共有会に参加しました。

小規模鉱山は、水銀の使用による環境や健康への影響、そして人権の複合的な問題、といった課題が語られる一方で、多くの地域において、人々の暮らしを長い時間支えてきた現実もあります。特に、他に収入を得ることができない貧困地域で、違法採掘などによって生計を立てているケースが多いです。

今回、特に印象に残ったのは、そういった人々の違法採掘を「違法だから排除する」「違法だから禁止する」という発想ではなく、より安全で、持続可能なかたちへと移行していくための、支援と対話の重要性が語られていたことでした。

人々の暮らしを守るための環境

そして次世代を育成していくための健康、教育

人々が生活していくための地域経済


どれか一つだけを切り取るのではなく、重なり合う視点の中で向き合っていくこと。
そして、生産国だけでなく、素材を選ぶ私たち消費国の姿勢もまた、この循環の一部であるという認識を改めて得ました。

政治学、地学、環境学、観光学などの専門家、及びプロジェクト推進のリーダーたち、学生プロジェクトなど様々なステイクホルダーの方が集まって意見交換する会に、大変学びの多い時間となりました。

おそらく、一つの分野を極めることで問題の解決をはかるのではなく、横断的に様々な分野の協力とともに推進すべき課題であることに間違いありません。

R ETHICALでは、美しさだけでなく、その来歴を説明できる素材を選ぶことをものづくりの前提としています。

それは小さな選択かもしれません。けれど、その積み重ねが、より良い未来へ向かう確かな一歩になると、私たちは信じ、改めて心して歩んでいきたいと思いました。

ここまで読んでくださった皆様へ心より感謝を申し上げます。

R ETHICAL

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